こんにちは。身長が165〜175cmあると、「日本では目立つけれど、海外へ行けば普通なのかな?」と気になりますよね。SNSや旅行の写真で背の高い女性を多く見ると、170cmでも埋もれそうに感じるかもしれません。
結論からいうと、170cm女性が平均に近いのはオランダなど女性平均が特に高い一部の国です。北米やイギリス、東アジアを含む多くの国では、170cmは平均より高く、「海外ならどこでも普通」とはいえません。
この記事では、「高身長女子は海外では普通」という印象がどこまで当てはまるのかを、国際比較できる統計で整理します。165cm・170cm・175cmそれぞれの見え方も比べるので、自分の身長の立ち位置を落ち着いて確認できますよ。
- 170cmが平均に近いのは女性平均が特に高い一部の国
- 北米や東アジアでは170cmは平均より6cm前後高い
- 165cm・170cm・175cmでは海外での見え方が変わる
- 国の平均と個人への高身長判定は分けて考える
高身長女子は海外では普通?

170cmは一部の国で平均的
170cm女性は、日本ではかなり背が高い側です。しかし国を変えると、平均との差が小さくなる地域があります。女性の平均身長が170cm前後のオランダでは、170cmはほぼ平均です。デンマークやエストニアなどでも、平均より1〜2cmほど高い程度に収まります。
ただし、これは世界全体の話ではありません。ドイツでは平均より約4cm、アメリカやイギリスでは約6〜7cm、日本では約12cm高い計算です。170cmが「普通に近い」のは背の高い国に限られ、多くの国では十分に高身長というのが、統計から見た答えです。
比較に使う統計の条件
国別比較には、NCD Risk Factor Collaboration(NCD-RisC)がまとめた2019年の推計を使います。これは2,181件の人口ベース研究、計6,500万人を統合し、200の国と地域について5〜19歳の身長推移を推定した大規模な研究です。
この記事で示す数値は、主に2019年時点の19歳女性の平均身長です。成人全年代の平均ではなく、国ごとに同じ年齢で比べやすい点がメリットですね。研究の概要とデータ条件は、NCD-RisCの身長データ公開ページで確認できます。
欧州では国ごとの差が大きい
ヨーロッパは全体に高いと思われがちですが、実際には国差があります。女性平均はオランダが170.4cm、デンマークが169.5cm、エストニアが168.7cmです。このあたりでは170cm女性が集団の中で極端に目立つとは限りません。
一方、ドイツは166.2cm、イギリスは163.9cm、フランスは164.5cmです。同じ欧州でも、170cmは平均を4〜6cmほど上回ります。「ヨーロッパなら170cmが完全に普通」と一括りにせず、北部・東部の一部と、それ以外を分けて見る必要がありますね。
| 国 | 女性平均 | 170cmとの差 |
|---|---|---|
| オランダ | 170.4cm | 平均より0.4cm低い |
| デンマーク | 169.5cm | 平均より0.5cm高い |
| エストニア | 168.7cm | 平均より1.3cm高い |
| ドイツ | 166.2cm | 平均より3.8cm高い |
| イギリス | 163.9cm | 平均より6.1cm高い |
北米でも170cmは高い側
英語圏へ行けば170cmが珍しくなくなるイメージもありますが、平均だけを見ると高い側です。19歳女性の推計は、アメリカが163.3cm、カナダとオーストラリアがともに164.7cm。170cmとの差は約5〜7cmあります。
人口の多い都市や空港、大学などではさまざまな背景の人が集まるため、日本より「自分だけが高い」という感覚は弱くなるかもしれません。それでも、国全体の平均と比べれば170cmは高身長寄りです。目立ち方が和らぐことと、平均身長になることは別なんですね。
- アメリカ:平均163.3cm、170cmは6.7cm高い
- カナダ:平均164.7cm、170cmは5.3cm高い
- オーストラリア:平均164.7cm、170cmは5.3cm高い
東アジアでは差が残る
東アジアの19歳女性平均は、中国が163.5cm、韓国が163.2cm、日本が158.5cmです。中国や韓国では日本より平均との差が縮まりますが、170cm女性は平均より6cm以上高く、やはり背が高い側に入ります。
日本で170cm女性がどのくらい少数なのかは、高身長女子の割合を165・170・175cm別に整理した記事で詳しく確認できます。今回の国別平均と合わせると、日本で感じていた目立ちやすさが海外でどの程度変わるかを想像しやすくなりますよ。
高身長女子の海外での見え方

165・170・175cmを比較
同じ「高身長女子」でも、165cm・170cm・175cmでは海外での立ち位置がかなり変わります。165cmは日本では高めですが、北米や欧州の多くでは平均付近から少し高い程度。オランダやデンマークでは平均を下回ります。
170cmは、最も平均が高い国では平均付近、それ以外では高い側です。175cmになると、女性平均が世界最高水準のオランダでも平均より4.6cm高くなります。平均値との単純比較では、175cmはどの地域でも高身長と受け取られやすいでしょう。
| 身長 | 背の高い欧州 | 北米・英国 | 東アジア |
|---|---|---|---|
| 165cm | 平均前後〜やや低め | 平均前後〜やや高め | 高め |
| 170cm | 一部で平均前後、ほかは高め | 高身長寄り | はっきり高め |
| 175cm | 高め | かなり高め | かなり高め |
平均と高身長基準は別
平均身長は、集団の中心を示す一つの数字です。平均より1cm高いだけで高身長になるわけでも、平均と同じなら誰からも普通に見えるわけでもありません。本来は身長の分布や年代、周囲の構成まで見ないと、何パーセントの位置にいるかは判断できません。
この記事では、平均との差が0〜2cmほどなら「平均に近い」、3〜6cmほどなら「高め」、7cm以上なら「はっきり高め」と、比較を読みやすくする目安で表現しています。これは公的な高身長認定ではなく、国別平均を理解するための整理です。
都市や年代でも体感が変わる
同じ国でも、若い人が多い大学街、国際都市、地方の住宅地では周囲の身長構成が違います。靴のヒール、姿勢、髪型、服のシルエットでも見た目の高さは変わるため、旅行中の印象と統計上の平均が一致しないことは珍しくありません。
また、今回の国際統計は19歳でそろえた推計です。全年代が混ざる日常の場では、年齢構成によっても見え方がずれます。「現地へ行ったら170cmの女性を多く見た」という体験は大切ですが、それだけで国全体の平均を判断しない方がよいですね。
- 国際都市では身長も背景も多様になりやすい
- 若い世代中心の場所では国全体の平均と印象がずれる
- 靴や姿勢を含む見た目と裸足の測定値は分けて考える
海外での伝え方は5ft7in
アメリカなどフィート・インチを使う場面では、170cmは約5フィート7インチです。自己紹介や服のサイズ相談では「five foot seven」と伝えると通じやすくなります。165cmは約5フィート5インチ、175cmは約5フィート9インチが目安です。
ただし、海外ブランドの服は身長だけで選べません。同じ170cmでも、股下、袖丈、肩幅、胴の長さで合うサイズが変わります。自分の身長が現地平均に近い国でも、トール規格や実寸表を確認するのが安心です。
高身長女子は海外でも個性
高身長女子が海外では普通かどうかは、行く国と本人の身長で変わります。165cmは平均に近くなる国が多く、170cmはオランダなどで平均付近、多くの国では高い側です。175cmは女性平均が高い国でも高身長と見られやすいでしょう。
つまり、海外へ行けば身長という個性が消えるのではなく、周囲との差が小さくなる場所があるということです。日本での基準そのものを知りたい場合は、高身長女子は何センチからかを165・170・175cm別に解説した記事、平均の変化を見たい場合は、女性の平均身長推移を統計で整理した記事も参考になります。
