高身長女子向けデスクと椅子の高さは?170・175cmの調整目安

高身長女子が体格に合わせたデスクと椅子で快適に作業する様子

一般的なデスクに座ると、脚は窮屈なのにキーボードへ手を置くと肩が落ち着かない。そんな高身長女子の悩みは、机だけを高くすれば解決するとは限りません。

身長170cmなら座面42〜43cm・天板70〜72cm、175cmなら座面43〜44cm・天板71〜73cmを出発点にすると調整しやすいです。ただし、脚の長さや靴、天板の厚みで合う位置は変わるため、最後は足裏・肘・目線で確かめます。

この記事のポイント
  • 170cmと175cmの座面・天板高さの目安
  • 720mmデスクを体格に合わせる考え方
  • 椅子からモニターまで調整する順番
  • 固定机やノートPCが合わないときの対策
目次

高身長女子のデスクと椅子の高さ目安

高身長女子が足裏と肘と目線を合わせてデスクと椅子の高さを確認する姿勢

170cmは座面42〜43cmから

身長170cmでは、座面42〜43cm、デスク天板70〜72cmを最初の目安にできます。身長から求める簡易式では、座面高は身長の約4分の1、天板高は身長の約0.41倍です。

調整箇所170cmの出発点確認する姿勢
座面42〜43cm足裏全体が床につく
デスク天板70〜72cm肩が上がらず肘が開きすぎない
天板と座面の差27〜30cm程度手首を反らさず入力できる
モニター上端が目線と同じか少し下首を上へ向けない

この数字に合わせても足が浮くなら、座面を少し下げます。反対に、膝が股関節より大きく上がって窮屈なら、座面を少し上げてから足元を再確認しましょう。

170cmでは市販の70〜72cmデスクが候補になりますが、数字より「足裏がつく・肩が上がらない」を優先します。

175cmは座面43〜44cmから

身長175cmでは、座面43〜44cm、デスク天板71〜73cmあたりから始めます。72cmの固定デスクなら、まず椅子を足裏が床につく範囲で上げ、キーボードに置いた肘と肩を確認すると合わせやすいですね。

  • 座面前縁が膝裏を強く押していない
  • 太ももが床とほぼ平行になっている
  • 机の下で膝や太ももが天板に当たらない
  • 背もたれへ腰と背中を預けられる

高身長女子は脚が長い人も、胴が長い人もいます。同じ175cmでも必要な座面高やモニター高は変わるため、身長表は正解ではなく調整を始める位置として使いましょう。

座面を高くすると足裏が離れる場合は、机を下げるかフットレストを使い、足をぶら下げたままにしないことが大切です。

720mmは使いやすい基準

日本オフィス家具協会(JOIFA)は、現在の事務机の推奨高さを720mmとしています。体格の変化や働く人の多様化などを踏まえた、固定デスクを選ぶときのわかりやすい基準です。

理由や机の奥行きも確認したい方は、JOIFAの安全・快適なデスクの選び方を参考にできます。一般的な作業面の奥行きは600〜700mmが主流とされ、モニターとの距離を取る余裕も見ておきたいところです。

720mmは多くの人へ合わせやすい製品寸法です。170cm・175cmの全員に自動的に合う「唯一の正解」ではありません。

固定デスクを買うときは天板の高さだけでなく、天板裏の補強材や引き出しを含む足元の有効高さも測ります。太ももに余裕がなければ、正しい座面位置まで椅子を上げられません。

モニターは目線以下に置く

厚生労働省の情報機器作業ガイドラインでは、画面上端を目の高さとほぼ同じか、やや下にし、画面までおおむね40cm以上の視距離を確保する考え方が示されています。

高身長女子が低いノートPCをそのまま使うと、椅子と机が合っていても目線だけが下がりやすいです。画面を見たときに顎が上がらず、首だけを強く曲げなくてよい位置を探します。

  • 画面上端は目線と同じか少し下
  • 画面まで40cm以上を確保
  • 文字が小さいときは前のめりになる前に表示を拡大
  • 窓や照明の映り込みが少ない角度へ調整

モニターアームや台を使う場合も、画面を高くしすぎる必要はありません。背もたれへ自然に座った目線を基準に、少しずつ上下させるのがコツです。

高身長女子向けデスクと椅子の調整手順

高身長女子が座面レバーを操作してデスクと椅子を順番に調整する様子

椅子から足裏を合わせる

最初に机へ体を合わせるのではなく、椅子を自分の下半身へ合わせます。深く腰掛けて背もたれに背中を預け、普段作業するときの靴やスリッパを履いた状態で調整しましょう。

足裏全体が床へつき、膝裏と座面前縁の間に指が入る程度の余裕がある位置を探します。座面の奥行きを変えられる椅子なら、背もたれを使ったまま膝裏を圧迫しない位置へ動かします。

STEP
座面を大きく動かす

目安値の周辺まで座面を合わせます。

STEP
足裏と膝裏を見る

足が浮かず、膝裏を圧迫しない位置へ微調整します。

STEP
背もたれを合わせる

腰を支え、肩へ力を入れず座れる角度を選びます。

机は肘と手首で合わせる

次に、調整した椅子へ座ったまま机の高さを合わせます。キーボードへ手を置いたとき、肩がすくまず、脇を自然に下ろせる位置が目安です。

天板が高すぎると肩が上がり、低すぎると背中を丸めて手を伸ばしやすくなります。肘の角度を直角前後に保ちながら、手首を上へ反らさず入力できる高さを1cm単位で探しましょう。

アームレストは机へ近づく邪魔にならず、前腕を軽く支えられる位置へ。机と高さが大きくずれるなら無理に使わなくても構いません。

モニターとPCを持ち上げる

椅子と机が決まってから、モニターを目線へ合わせます。デスクトップモニターはスタンドやアームで調整し、画面上端が目の高さを越えすぎない位置にします。

ノートPCは画面とキーボードが一体なので、本体を持ち上げるだけでは手首がつらくなります。PCスタンドを使うなら、外付けキーボードとマウスを組み合わせると、画面と手元を別々に調整できます。

  • 背もたれに座ったまま文字を読める
  • 画面を見るために顎を上げない
  • キーボードへ手を置いても肩が上がらない
  • マウスを遠くへ置かず肘の近くで操作できる

姿勢そのものの見え方も整えたい方は、高身長女子の骨格・姿勢・服選びガイドも参考にすると、座り方以外の場面まで考えやすくなります。

固定机は補助道具で整える

机が高すぎて下げられない場合は、椅子を肘に合う位置まで上げ、足が浮く分を安定したフットレストで補います。座面だけを高くして足をぶら下げる調整は避けたいところです。

机が低すぎる場合は、強度と水平を確保できる専用のかさ上げ部品を使うか、昇降デスクを検討します。本や不安定な箱を脚の下へ挟むと、転倒やぐらつきにつながるため向きません。

  • 高い机には椅子の調整とフットレスト
  • 低い机には安全な専用かさ上げ部品
  • 共有する机には高さを記録できる昇降機能
  • 低い画面にはモニター台やモニターアーム

天板裏の補強材、引き出し、アームレストが干渉すると正しい位置まで近づけません。購入前に床から天板下までの有効寸法も測りましょう。

数値より姿勢で仕上げる

170cmなら座面42〜43cm・天板70〜72cm、175cmなら座面43〜44cm・天板71〜73cmがわかりやすい出発点です。そこから椅子、机、モニターの順に、足裏・膝裏・肩・肘・手首・目線を確認します。

数日使うと、最初には気づかなかった窮屈さが出ることもあります。一度で決め切らず、違和感が出た場所を1cmずつ動かし、自分の体格と作業内容に合う位置を記録しておくと再現しやすいです。

調整後の最終チェック
  • 足裏全体が床かフットレストについている
  • 肩を上げずにキーボードを使える
  • 膝や太ももが机の下へ当たらない
  • 画面を見るとき首と顎が自然

身長170cmで感じやすい服丈や日常の悩みもまとめて見直したい方は、高身長女子170cmの日常を整えるガイドもあわせて読めます。デスクも服も、平均に自分を合わせるのではなく、自分の寸法を知ることが失敗を減らす近道です。

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