身長170cmや175cmだと、タイツの表記どおりに選んだはずなのに股まで届かない、歩くうちにずり下がる、といったことがありますよね。大きいサイズを選べば解決しそうに見えますが、ヒップだけが大きく設計されたサイズでは丈の悩みが残る場合があります。
結論からいうと、高身長女性のタイツは「対応身長」「対応ヒップ」「トールサイズや総丈の表記」を順番に確認するのが近道です。170cmは一般的なL〜LLの上限に当たりやすく、175cmはTLなど高身長向け設計が有力候補になります。
この記事では、サイズ表の読み方から丈不足・ずり下がりを減らす選び方、裏起毛や着圧タイプの注意点まで整理します。メーカーや商品によって基準は異なるため、身長だけで決めず、自分の体型と商品ごとの表を照らし合わせていきましょう。
- 170cmはL〜LLの上限とTLを比較する
- 175cmは対応身長に入るTLを優先する
- 身長とヒップの両方が合う商品を選ぶ
- 裏起毛や着圧は伸び方も確認する
高身長のタイツサイズを決める基準

170cm・175cmの目安
170cmの女性は、L〜LLの対応身長に入っていても上限付近になることがあります。脚が長め、股位置まで引き上げにくい、膝だけ不自然に透けるという経験があるなら、同じデニールのTL(トール)サイズも比較したいところです。
175cmの場合は、L〜LLでは対応身長の範囲外になる商品が少なくありません。まず165〜180cmなど、自分の身長を含むTLサイズを探し、そのうえでヒップ寸法が合うかを確認します。
| 身長の目安 | 最初に比較する表記 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 170cm | L〜LLとTL | L〜LLの上限か、TLの下限かをヒップ寸法と合わせて判断 |
| 175cm | TL・トール | 175cmが対応範囲内か、ヒップが大きすぎたり小さすぎたりしないか確認 |
たとえばTabioの公式タイツサイズ案内では、M〜Lを身長150〜165cm・ヒップ85〜98cm、TLを身長165〜180cm・ヒップ92〜105cmと案内しています。これは一例なので、別ブランドでは同じサイズ記号でも数値が違う前提で商品ページを見てください。
身長とヒップを交差確認
タイツは脚だけでなく、ヒップからウエストまでを包む衣類です。丈が欲しいからとヒップ寸法の大きいサイズへ上げると、腰回りに余りが出てずり下がることがあります。反対に、ヒップが対応範囲を超えていると生地が横に取られ、縦方向の余裕が減りやすくなります。
サイズ表では、先に対応身長で候補を絞り、次にヒップを確認します。二つの範囲が重なる候補が複数あるときは、脚の長さ、過去に股下が余ったか足りなかったか、締め付けの好みまで加えて選ぶと判断しやすいですね。
- 裸足で立ち、メジャーを床と平行にしてヒップの最も高い位置を測る
- 対応身長の上限ぎりぎりならTLやトール表記も比較する
- 細身でも丈が必要な場合は単なる大きいサイズではなく高身長向け設計を探す
- 迷ったらメーカーのサイズ相談や返品・交換条件を購入前に確認する
総丈・マチ・伸縮性も見る
対応身長とヒップが合っていても、脚の比率や商品の編み方によって着用感は変わります。商品ページに総丈や股下の実寸があれば確認し、記載がなければ「トール」「高身長向け」「縦方向に伸びる」といった説明を手がかりにします。
マチ付きはヒップまわりの立体感を作りやすく、前後が分かるバックマークは正しい向きで履く助けになります。ただし、マチがあるだけで丈不足が解消するわけではありません。最優先は対応身長とヒップです。
| 表示 | 見る理由 | 注意点 |
|---|---|---|
| 総丈・股下 | 脚の長さとの相性を判断しやすい | 平置き寸法と着用時の伸びは別 |
| TL・トール | 縦の長さを意識した候補を探せる | 対応ヒップも必ず確認 |
| マチ付き | 股部分を合わせやすい | 対応身長の代わりにはならない |
| 素材・編み方 | 縦横の伸びや戻りに関わる | 配合率だけで伸び方は断定しない |
高身長タイツの丈不足とずり下がり対策

合わないサインを見分ける
履いた直後から股部分が浮く、数歩でウエストが下がる、つま先が強く引っ張られるなら、丈またはヒップの範囲が合っていない可能性があります。膝や太ももだけ想定以上に透ける場合も、生地を縦に伸ばしすぎているサインの一つです。
一方、最初は合っていたのに洗濯を重ねて足首や膝裏へたるみが出るなら、生地やウエスト部分の戻る力が弱くなっていることも考えられます。サイズ変更の前に、新品のときから困っていたのかを思い出してみてください。
- 股部分が体に届かず空間ができる
- ウエストを上げても歩くとすぐ下がる
- つま先やかかとへ強い引っ張りを感じる
- 膝や太ももだけ極端に薄く見える
- 足首や膝裏に余った生地がたまる
裏起毛・着圧は丈を優先
裏起毛や厚手タイツは暖かさ、着圧タイツはサポート感が魅力ですが、伸び方は商品設計によって大きく異なります。「よく伸びるフリーサイズ」だけではなく、170cm・175cmが対応身長に入るかを先に見てください。
高身長向けの表記がない場合、ヒップが大きいサイズを選ぶだけでは腰回りが余ることがあります。TLの裏起毛や高身長対応の着圧タイプを探し、対応身長、ヒップ、ウエスト、太もも・ふくらはぎなど、商品が公開している項目を一つずつ照合する方が確実です。
- 対応身長に自分の身長が入るか
- ヒップや脚まわりの範囲が合うか
- 縦方向の伸縮やマチの説明があるか
- 返品・交換できる条件か
履き方と購入前チェック
サイズが合っていても、片脚だけを一気に引き上げると左右の生地量に差が出て、股部分が収まりにくくなります。足先までタイツをたぐり寄せ、左右を少しずつ交互に上げるのがコツです。
つま先とかかとの位置を合わせ、爪を立てずに生地を持ちます。
膝、太ももの順に、左右の生地を少しずつ均等に配ります。
股部分を体に沿わせてから、最後にウエストを整えます。
それでも下がるなら、サイズ表との不一致か生地の劣化を疑います。重ね履きやインナーで無理に固定する前に、別サイズやTL設計へ替えた方が快適さにつながりやすいでしょう。
タイツが決まったら、スカート丈との見え方も整えると全身がまとまります。高身長女子のスカート選びでは、丈別のバランスを詳しく紹介しています。
- 170cmはL〜LLの上限とTLを比較したか
- 175cmは対応身長内のトール設計か
- ヒップ寸法も同じサイズ範囲に入るか
- 裏起毛・着圧の伸び方を確認したか
- 股まで届き、腰回りが余らないか
