「165cmや170cmの高身長女子って、何キロが理想なの?」「ダイエットしたいけど、どこまで痩せればいい?」——高身長女子ならではの悩みを抱えていませんか?
実は、高身長女子のダイエットには「低身長女子と同じ感覚でやると失敗する」落とし穴があります。体重の目安も、ダイエット方法も、理想の体型のイメージも——身長が高い人には高い人なりの正解があるのです。
この記事では、高身長女子が知っておくべき適正体重の考え方と、スタイルよく見せるための体型管理のコツを徹底解説します。無理な食事制限ではなく、高身長を活かした「引き締まったスタイル」を手に入れる方法をお伝えします。
- 高身長女子(165cm・170cm)の理想体重をBMIで解説
- 高身長女子が痩せすぎで失敗しない体重の目安を紹介
- 筋トレ・有酸素運動で高身長らしいスタイルを作る方法
- 高身長女子がやりがちなダイエットの間違いと対策
高身長女子の理想体重と適正体重の考え方

身長別の適正体重はBMIで計算しよう
体重の適正値を考えるときに最もよく使われる指標がBMI(ボディマス指数)(厚生労働省 e-ヘルスネット「BMI」)です。BMIは「体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)」で計算でき、18.5〜24.9が「普通体重」の範囲とされています。
高身長女子の場合、身長が高いほど「普通体重」の範囲も広くなります。身長165cmなら50〜68kg、身長170cmなら53〜72kgが普通体重の範囲です。低身長の人と同じ体重であっても、身長が高ければBMI的には問題ない数値になることが多いです。
また、「美容体重」という考え方もあります。美容体重はBMI20前後を目安にした数値で、ファッション誌などでよく使われます。身長165cmなら54〜55kg、170cmなら58〜59kgが美容体重の目安です。
ただし、BMIや美容体重はあくまで「目安」であり、体型の印象は筋肉量や体脂肪率によっても大きく変わります。同じ体重でも、筋肉がついている人とそうでない人では見た目が全然違います。体重の数字だけにこだわらず、「見た目のバランス」を優先することが高身長女子のダイエットで大切なポイントです。
165cmの高身長女子の理想体重は?
165cmの高身長女子の場合、ダイエットの目標体重を設定するときに参考にしたい数値をまとめます。まず、BMIが22の「標準体重」は約60kgです。BMI20(美容体重)なら約54〜55kgになります。
「スタイルがよく見える体重」として多くの165cmの高身長女子が目標にしやすいのは、55〜58kg前後です。この体重帯は痩せすぎず、かつ「引き締まって見える」バランスが取りやすいゾーンです。
ただし、重要なのは体重だけではなく「体脂肪率」です。同じ55kgでも、体脂肪率が25%と18%では見た目が全く異なります。体脂肪率20〜22%程度を目安にすると、スリムかつヘルシーな体型になりやすいです。
165cmの高身長女子が「きれいに見える体重」を作るためには、体重を落とすことより「体脂肪を筋肉に置き換える」意識を持つことがポイントです。筋肉がつくと同じ体重でも締まって見え、代謝も上がるため体重管理もしやすくなります。
170cmの高身長女子の理想体重は?
170cmの高身長女子の場合、BMI22の標準体重は約64kgです。美容体重(BMI20)は約58kgが目安となります。一般的に「スタイルよく見える」と言われるのは58〜63kg前後の範囲で、日本のファッションモデルもこのレンジの方が多いです。
170cmという身長は、日本人女性の平均身長(約158cm)より12cm以上高い身長です。そのため、体重が60kg台あっても「痩せている」印象を与えることがほとんどです。低身長の人の感覚で「60kgは太い」と思い込んでいると、過剰なダイエットをしてしまう危険性があります。
170cmの高身長女子が特に注意したいのは「骨格の大きさ」です。高身長の女性は骨格も大きい傾向があり、骨と筋肉だけで体重が重くなりやすいです。「体重の数値」ではなく「見た目のバランス」で自分の体型を評価する習慣をつけることが大切です。
高身長女子が目指すべきは「体重が軽いこと」ではなく「プロポーションが整っていること」です。ウエストとヒップのメリハリ、肩と首のラインの美しさ、太ももから膝にかけてのライン——これらを整えることで、高身長の魅力を最大限に活かせます。
痩せすぎより「引き締まった体型」を目指す理由
高身長女子のダイエットで最もよくある失敗は「痩せすぎること」です。食事制限だけで体重を落とした場合、筋肉も一緒に落ちてしまい、体重は軽くなっても「貧相」「ガリガリ」に見えてしまうことがあります。
高身長の体は、ある程度の体積と筋肉があることで初めて「美しいシルエット」になります。低身長の人が細くなると可愛く見えることがありますが、高身長の人が細すぎると、骨ばって見えたり、フレームが大きい分だけ貧相に映ることがあります。
理想は「引き締まった体型」です。体重の数値が多少高くても、体脂肪が少なく筋肉がついていれば、見た目は非常にスタイリッシュになります。高身長女性のモデルやアスリートを見るとわかりますが、彼女たちの多くはガリガリではなく、むしろ程よい筋肉感があります。
高身長女子が「引き締まった体型」を目指す具体的な目安として、体脂肪率20〜23%を設定するのがおすすめです。この範囲は、見た目がすっきりしていて、かつ女性らしいラインも残せるバランスです。体重計と合わせて体脂肪率計も活用しながら、体型を管理していきましょう。
高身長女子がガリガリに見えない体重の目安
高身長女子がガリガリに見えてしまう体重の目安は、BMI18.5未満(低体重)です。身長165cmなら約50kg未満、170cmなら約53.5kg未満がこれに当たります。この体重帯になると、顔のコケ、鎖骨の突出、二の腕の細さが目立ち始め「不健康な印象」を与えやすくなります。
SNSや雑誌では細い体型が賞賛されることも多いですが、高身長女子にとっては「細すぎる」ことがデメリットになることも多いです。服を着たとき丈感が合わなくなる、ウエストとヒップのメリハリが出にくくなる——これらは痩せすぎによる高身長女子特有のデメリットです。
また、低体重になると体力低下・ホルモンバランスの乱れ・骨密度の低下なども起こりやすくなります。見た目だけでなく体の内側のことを考えると、高身長女子が目指すべき体重はBMI18.5〜22の範囲に収まるものが理想的です。
「細くなりたい」という気持ちは理解できますが、高身長女子の場合はその方向性を「体重を落とすこと」ではなく「体型を整えること」に切り替えることで、はるかにスタイリッシュな体型が手に入ります。
高身長女子がダイエットで失敗しないための方法

高身長女子は食事制限だけでは逆効果
高身長女子がダイエットで最も避けるべき失敗パターンが「食事制限だけで体重を落とそうとすること」です。食事を極端に減らすと、体は飢餓状態と判断して筋肉を分解してエネルギーに変えようとします。
筋肉が落ちると基礎代謝が低下し、以前と同じ食事量でも太りやすい体になってしまいます。いわゆる「リバウンド体質」が作られるのは、この仕組みによるものです。食事制限だけのダイエットは短期間では効果が出ても、長期的には逆効果になりやすいのです。
高身長女子が取るべき食事管理の方針は「食べる量を減らす」ではなく「食べるものを整える」です。良質なたんぱく質、食物繊維、ビタミン・ミネラルを中心に、体に必要な栄養をしっかり摂りながらカロリーをコントロールするアプローチが理想的です。
また、食事を抜くと血糖値が急激に変動してドカ食いにつながりやすいため、3食をしっかり食べながらコントロールする習慣の方が長続きします。特に朝食を抜くと代謝が上がりにくいため、高身長女子のダイエットでは朝食は必ず摂るようにしましょう。
筋トレで「スラリ見え」するボディを作る
高身長女子のダイエットで最も効果的な方法のひとつが筋トレです。筋肉をつけることで基礎代謝が上がり、脂肪が燃えやすい体になります。さらに、筋肉がつくと体型が引き締まって「スラリ見え」する効果が高まります。
高身長女子が特に意識したい筋トレ部位は、お尻(臀部)・太もも・体幹(インナーマッスル)の3つです。この3か所を鍛えることで、下半身のラインが整い、姿勢が良くなり、ウエストが締まって見えるという相乗効果が得られます。
おすすめのトレーニングは「スクワット」「ヒップリフト」「プランク」の3種目です。スクワットはお尻と太ももに効き、ヒップリフトはお尻の丸みを作り、プランクはウエストを引き締める効果があります。これらを週3回、各種目3セット行うだけでも、2〜3か月で体型に変化が現れます。
高身長女子は腕や脚が長い分、筋トレのフォームに注意が必要です。特にスクワットは膝がつま先より前に出ないよう意識し、フォームを整えてから重量を増やすことをおすすめします。正しいフォームで行うことが、効果を最大化し怪我を防ぐポイントです。
有酸素運動で高身長の体型をキープする方法
有酸素運動は脂肪を燃焼させる効果があり、体型管理には欠かせません。高身長女子に特におすすめの有酸素運動は、ウォーキング・水泳・サイクリングの3つです。
ウォーキングは特に高身長女子に向いています。長い足を活かした大股歩きは消費カロリーが高く、姿勢改善にも効果的です。1日30分、週4〜5回歩くだけで体型キープに十分な有酸素運動になります。背筋を伸ばし、腕を大きく振ることを意識すると、ウォーキング自体が体型を整えるトレーニングになります。
水泳は全身運動かつ関節への負担が少ないため、体の大きい高身長女子にも安心です。クロールや平泳ぎを20〜30分行うだけで、体幹・腕・脚すべてに効果があります。水の抵抗により筋肉も鍛えられるため、有酸素運動と筋トレを同時に行う効率の良いトレーニングです。
有酸素運動と筋トレを組み合わせると相乗効果があります。筋トレで筋肉量を増やして基礎代謝を上げ、有酸素運動で脂肪を燃焼させる——この組み合わせが最も効率的な体型管理の方法です。週3回の筋トレ+週3〜4回の有酸素運動を習慣にすることが理想的なスケジュールです。
高身長女子がNGな体型を作りやすい間違いダイエット
高身長女子が特に避けるべき間違いダイエットには、いくつかのパターンがあります。まず「低体重を目指す過度な食事制限」は前述のとおり逆効果ですが、それ以外にも注意したい方法があります。
一つ目は「下半身だけを集中的に細くしようとするダイエット」です。高身長女子の中に、太ももや脚の太さがコンプレックスという方も多いですが、部分痩せは医学的には困難とされています。下半身だけに効くとうたう商品やトレーニングに頼りすぎると、全体のバランスが崩れてしまいます。全身を均一に引き締めるアプローチの方が効果的です。
二つ目は「炭水化物を完全に抜くダイエット」です。糖質制限は短期間で体重が落ちる方法ですが、長期間続けると筋肉が落ち、疲れやすくなります。特に高身長女子は体を動かすために必要なエネルギーが多く、炭水化物ゼロの生活は体力を著しく低下させる可能性があります。
三つ目は「SNSの超細身インフルエンサーを参考にするダイエット」です。SNSで活躍している細身の女性は、低身長で骨格が細いケースも多く、高身長女子がまったく同じ体型を目指すのは現実的ではありません。目標の体型は「自分と同じ身長の体型」を参考にすることが大切です。
高身長女子に向いている食事管理の基本
高身長女子が実践すべき食事管理のポイントは、「必要な栄養を確保しながらカロリーをコントロールすること」です。具体的には、1日の摂取カロリーを標準的な活動量(座り仕事がメイン)なら1,600〜1,900kcalを目安に調整します。
たんぱく質は体重1kgあたり1.5〜2gを目安に摂取することをおすすめします。たとえば体重60kgの高身長女子なら、1日90〜120gのたんぱく質を摂取するイメージです。鶏むね肉・豆腐・卵・魚などを毎食に組み込む習慣をつけましょう。たんぱく質が十分に摂れていると筋肉が落ちにくく、ダイエット中でも体型が崩れにくくなります。
食事のタイミングも体型管理に影響します。夜遅い時間(就寝2時間前以降)の食事は脂肪になりやすいため、できるだけ夕食は早い時間に済ませるのが理想です。どうしても遅くなる日は、夕食を軽めにして翌朝しっかり食べるという調整をするだけでも効果があります。
高身長女子のダイエットは「何を食べるか」より「どう食べるか」の意識が大切です。ゆっくりよく噛んで食べる、野菜から食べ始める、水を十分に飲む——これらの習慣を積み重ねることが、無理なく体型を維持するための最も確実な方法です。
- 高身長女子の適正体重はBMI18.5〜22が目安(165cmなら50〜60kg、170cmなら53〜64kg)
- 体重の数値より「体脂肪率と筋肉量のバランス」を重視することが大切
- 食事制限だけのダイエットは逆効果になりやすく、筋トレ・有酸素運動との組み合わせが有効
- 痩せすぎは高身長女子には逆効果で「引き締まった体型」を目指すのが正解
- たんぱく質・ビタミン・ミネラルをしっかり摂りながらカロリーをコントロールする食事管理が基本